東京都言語聴覚士会

Tokyo Speech-Language-Hearing Therapists Association

10月2日 研修会・講習会名: 対象関係論に基づく心理療法の進め方

研修会・講習会名: 対象関係論に基づく心理療法の進め方

日時:
■日程:
平成28年10月2日(日)
10時30分~13時00分 第1部:講義
14時00分~16時30分 第2部:事例検討

 

会場:
■会場:
港北区社会福祉協議会 3階 多目的研修室
〒222-0032 横浜市港北区大豆戸町13-1 吉田ビル3階
東急東横線 大倉山駅から徒歩およそ6分
地図: https://goo.gl/maps/4FuxuLp96S82

 

内容:
横浜精神分析研究会 第5回 特別セミナー
力動的セラピストになるために File.5
―対象関係論に基づく心理療法の進め方―

■案内
精神分析はご存知の通り、フロイトのヒステリーの治療から始まりました。当時フロイトは週6回のカウチによる自由連想を精神分析の技法としていました。今日では週4回以上の頻度で行うことが精神分析となっています。そして、期間もフロイトは1年未満に精神分析を終えていたようですが、昨今では5~6年以上も継続することは珍しくありません。というのも、当初の精神分析は病気の症状の消去を目指したものでしたが、徐々にそれだけではなく、人生そのものを扱う営みへと変化したため、精神分析が長期化していきました。

確かに高頻度、長期間にわたる精神分析はそれ相当の価値と意義があるものでしょう。しかし、今日の我々はそうした恵まれた設定の中で心理療法を行えることはあまりありません。時には週1回や隔週1回といった低頻度であったり、1回30分などの短い時間であったりしか心理療法を提供できないこともあります。そうした現在の限界の中で心理療法を行うためには、工夫が必要となってきます。

そのような日本的現状から、精神分析、特に対象関係論に立脚し、そのエッセンスを活用して、日々の心理療法をどのように営むのかということについて考えていきたいと思い、この特別セミナーを企画いたしました。講師には愛知教育大学の祖父江先生をお招きし、対象関係論を主軸にしながら、心理療法の進め方を実践的に学んでいきたいと考えています。

■講師の先生のご紹介:
祖父江 典人 先生
東京都立大学人文学部卒業。博士(心理学)、臨床心理士、日本精神分析学会認定スーパーバイザー。現在の所属は、愛知教育大学大学院教育学研究科学校教育臨床専攻教授、名古屋心理療法研究所。単著には「対象関係論に学ぶ心理療法入門(誠信書房)」「対象関係論の実践(新曜社)」「ビオンと不在の乳房(誠信書房)」、共著には「松木邦裕との対決(岩崎学術出版社)」等があります。

■司会:
北川清一郎(心理オフィスK)

■参加資格:
臨床心理士や医師等の守秘義務をもつ専門家、臨床心理系大学院生等。力動的臨床を実践しようと思っている/実践しはじめたばかりの初心の方から、既に経験を積んでおられる方々まで幅広い経験の方が研鑽できる内容となっております。

■費用:
7,000円(修士課程の大学院生は6,000円)

■定員:
60名程度(先着順です)

■主催:
横浜精神分析研究会 http://yokopsy.com

■後援:
心理オフィスK http://s-office-k.com

■チラシ:
PDFファイル: http://yokopsy.com/guide/tokubetu5.pdf
HTML: http://yokopsy.com/index.php/seminar
その他: よろしくお願い申し上げます。

問い合わせ先:
■申し込み先:
北川清一郎 宛 info@yokopsy.com
応募方法:
■申込方法:
(1)名前(2)所属(3)メールアドレス(4)臨床心理士資格の有無、を明記して、以下までご連絡ください。銀行口座をお知らせしますので、振込をしてください。振込を確認できた時点で申込確定となります。

■申し込み先:
北川清一郎 宛 info@yokopsy.com

ホームページ: http://yokopsy.com/index.php/seminar