本日2017年6月4日の総会を持って、任意団体である東京都言語聴覚士会の解散が承認され、一般社団法人東京都言語聴覚士会が誕生いたしました。法人化は2010年5月24日に東京都言語聴覚士会がスタートした時から目指してきたことで、足掛け8年の歳月を経て、念願の事業が達成されたことになります。この間、医療・保健・介護・福祉・教育領域の関連団体の多くは法人格をとるようになり、同じ言語聴覚士の他地域の府県士会も同様の傾向がありました。近年では、地域包括ケアや学校への専門職の派遣など東京都や区市町村から要請される事業が増えてまいりましたが、こういった公的な事業や他団体との協働事業を行う際に法人格を取得することは、社会的な信用を得るためにも、また、我々言語聴覚士の社会的地位をあげるためにも、とても必要なことでした。
これまで1年以上にわたる臨床の合間の事務的な準備を経て東京都法務局に法人団体として登記され、これまで行ってきた任意団体の事業・財産・会員をそのまま移行し、新たな法人が誕生いたしましたことをここにご報告するとともに、今後の職能地域組織としての義務と責任を果たすために、理事・監事一同頑張ってまいりますので、どうぞ会員のみなさま、関連団体のみなさま、そして都民のみなさまの一層のご支援をお願い申し上げます。
2017年6月4日晴れの日 一般社団法人東京都言語聴覚士会会長 西脇恵子