発達協会主催 春のセミナー(「吃音や場面緘黙のある子どもの育ちを支える」他)

日時:
2月3日(土)、4日(日)、17(土)、18(日)、25(日)
各日10:15~16:20

会場:
東京ファッションタウン(TFT)ビル東館 9階研修室
(東京都江東区有明3-6-11)

内容:
2月3日(土)
A 吃音や場面緘黙のある子どもの育ちを支える-「話したいのに上手く話せない」子への対応
話したいのに、上手く話せない子がいます。大人は、「話さない」のではなく、「話せない」と理解する必要があります。このセミナーでは、上手く話せない背景として、発音の未熟さ(機能性構音障害)、吃音、場面緘黙を取り上げます。一部の講義では、発達障害との関連についても触れる予定です。子どもが安心して学び、遊び、暮らすために、心理・言語の視点から子どもへの理解を深めます。

1.発音が未熟な子への支援-機能性構音障害への保育・教育の場での対応
三木江理奈 (個別学習エイル/言語聴覚士・中学校、高等学校 国語科教員)
2.吃音のある子の育ちと支援者に求められる対応
小林宏明 (金沢大学/心身障害学博士)
3.場面緘黙のある子への理解と支援-自閉症スペクトラムとの関連も含めて
高木潤野 (長野大学/臨床発達心理士・教育学博士)

2月4日(日)
C 発達障害・知的障害のある子を持つ、保護者への理解を深める-心の不調についての知識も含めて
子どもへの支援と保護者への支援は、切り離すことができません。保護者への支援を考える場合、子どもへの支援と同様、理解を目指すことがスタートとなります。「難しい」子育てに日々、向かい合っている保護者の不安や葛藤とは? また、保護者が子育て真っ最中に心に不調をきたしたら、周囲はどう対応するべきでしょうか? 園や学校等で行う面談のポイントとともに、学びたいと思います。

1.保護者面談を充実させるポイント
藤原加奈江(東北文化学園大学/医学博士・言語聴覚士・臨床心理士)
2.保護者の不安と葛藤を理解する
岡田俊(名古屋大学医学部附属病院 親と子どもの心療科/日本精神神経学会専門医・指導医、精神保健指定医、精神保健判定医、臨床心理士)
3.保護者の心の不調を支える
岡田俊(名古屋大学医学部附属病院 親と子どもの心療科/日本精神神経学会専門医・指導医、精神保健指定医、精神保健判定医、臨床心理士)

2月25日(日)
J 自己認知への発達支援-「被害的な考え」「過剰な思い込み」等をする子への対応
自分ばかり注意されると被害的になったり、絶対に失敗するからやらない等と思い込みが激しかったりする子ども。大人は、彼らの自己認知‐自分をどう捉えるか-を理解し、自己認知の歪みに対してアプローチする必要があります。またこのセミナーでは、その時の行動だけに注目するのではなく、見通しを持った指導・支援をするために、発達障害のある子のライフステージを追った育ちについてもお伝えします。

1.なぜ「被害的な考え」「過剰な思い込み」等をするのか-認知の歪みへの理解
松浦直己 (三重大学/学校教育学博士・医学博士・言語聴覚士・学校心理士SV・特別支援教育士SV)
2.自分を肯定できるようになるために-認知行動療法を用いた自己認知への発達支援
松浦直己 (三重大学/学校教育学博士・医学博士・言語聴覚士・学校心理士SV・特別支援教育士SV)
3.発達障害のある子の育ち-見通しを持った支援をするために
石﨑朝世(発達協会王子クリニック/医学博士・医師)

☆その他にも様々なテーマで講座を行っております。詳しくはHPをご覧ください。

その他:
《ご注意》
・同じ日程で開催されるセミナーを申し込むことはできません。
・申し込みの殺到が予想されるセミナーもございます。お早めにお申し込み下さい。

問い合わせ先:
・電話:03-3903-3800
・Fax :03-3903-3836
・HP :http://www.hattatsu.or.jp/

応募方法:
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