フローチャートから診る構音障害セミナー  ~音声学✖音響学✖運動学~

日時:
2020年4月11・12日
両日とも10時~16時30分まで(受付開始9時30分~)

会場:
東京都台東区花川戸2-6-5
東京都立産業貿易センター台東館 2F A会議室


内容:
評価から訓練までが繋がる!
フローチャートで説明する構音障害セミナー

構音障害の評価は、音の評価だけでは不十分です。その音からどのような構音運動パターンが起こっているのかまでを把握しなければなりません。

患者さんから発せられる言葉をいかに正確に聴き取るか……
その言葉からどんな問題を抽出するのか……
その問題をどうやって解決していくのか……
「音声学」×「音響学」×「運動学」の視点を掛け合わせる事で
より正確な評価とアプローチが出来るようになります。

このセミナーでは、STの「聴く力」をレベルアップし、患者さんの「音」から「運動」を予測して、アプローチにつなげる力『臨床力』を高めます。
一つの歪み音であっても、それを引き起こしている構音運動パターンは多岐にわたります。

歪み音の評価ももちろん重要ですが、誤った構音運動パターンを正確に評価しアプローチしないとなかなか正確な構音運動への修正は難しくなります。
そこで歪み音からどのような誤った構音運動パターンがあるのか?それに対しどのようなアプローチを行うのが良いのか?を分かりやすくフローチャートにまとめて説明します。

『聴く』練習から、『運動パターン』の弁別練習、『アプローチ』の繋げ方まで、じっくり構音障害について学ぶ2日間になっています。
また、通常のセミナーのような講師が話し、受講生がただ聞いて終わる形式ではなく、『アクティブラーニング型セミナー』となっています。
受講生の皆さんが講義内容をインプットするだけでなく、ディスカッションという形式でアウトプットを行います。それぞれが意見を述べ合う事で理解が深まり、次の日から臨床で使えるようになるセミナーです。

答えを考えるのは皆さんです!
皆さんのご参加お待ちしています!!

【内容】
1日目 基礎編:分析力を高める
1.基礎を振り返る
(1)能動構音器官と受動構音器官
(2)音の生成と舌の運動
2.音声学×音響学×運動学を臨床に応用する
(1)なぜ、音声学、音響学、運動学が必要なのか
(2)STの仕事は言語療法でHOPEを叶えること
(3)舌の癖にはパターンがある
・視診のディスカッション(動画)
・Let’s Try!舌の脱力
(4)音素の特徴を頭に入れる?
3.聴く力~音素を評価する~※正常のパターン
(1)舌の癖を見極める
(2)目の前の現象を評価する
(3)音の粒は音素によってできている
(4)歪みから舌の運動を予測する*正常の発音(短文)
(5)とにかく聴いてイメージ!
4.モデルケースを見てみよう
(1)構音評価
・音声記号で表す

2日目 実践編:正常と異常とは
1.構音障害のアプローチの流れ
(1)音声学の流れ
(2)何がなぜ悪いのか
(3)評価をアプローチに活かす
2.聴く力~音素を評価する~※異常のあるパターン
(1)舌の癖を見極める
(2)目の前の現象を評価する
(3)音の粒は音素によってできている
(4)歪みから舌の運動を予測する
(5)とにかく聴いてイメージ!
3.評価から生まれるアプローチ
(1)HOPEは“発音が良くなること”
(2)まずは癖がない状態に!
(3)舌の筋力と感覚を大切にする
(4)できないことを練習する
(5)正しい発音方法を再学習する?
4.モデルケースを見てみよう!
(1)構音評価
・何の音が苦手か ・苦手な構音動作は何か
(2)問題点の抽出
・評価から予測できる問題点を考える
(3)アプローチ方法を考える
・どのようなアプローチをするか
・触るアプローチと触らないアプローチ

その他:
料金:・4/11(土) 12,000円
・4/12(日) 12,000円
・両日申込み 20,000円

問い合わせ先:             three.s.st.3@gmail.com
応募方法:                   https://ws.formzu.net/fgen/S50488597/
ホームページ:             http://three-s-st.jimdo.com/

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